鉛筆デッサン

2006/7/20

弱っちゃったなぁ^^;

引越しと転校がきっかけで不登校になってしまったユカリ。中3になって、以前お兄ちゃんが通っていた縁で、ボクたちのところにはるばるくるようになりました。Y美やS香ら「手のもの」も使って雰囲気を作ったので、どうやらボクたちの教室には楽しそうに通ってくれます。不登校になっている子を受け入れてくれる高校を探していたその彼女とお母さん。絵が好きだったこともあって、女子美の付属高校を見学してすっかり気に入りましたが入試には実技試験があります。相談に乗っているうちにボクの専門が美術だということがばれてしまったというわけです。

「画塾ではなくて、シュウ先生先生に習いたいと娘が言ってきかないんですけど。」
「いや^^;ボクには時間が…」

…押し切られました。教室の片隅で描いてもらって、手の空いたときに指導する。女子美がダメだったときのために勉強もちゃんとがんばる。どこまでできるかわからないので絵の月謝はもらわない。と、いう条件です。

いくつか基本の描き方を指導して、今週いよいよ複数のモチーフを並べたデッサンに入りました。夏期講習の準備でてんやわんやの中、お手本を描いてみると…はちゃー^^;最近、絵をさぼってるんで、うまくいかないぞー。たまには初心に帰ってやってみるもんです。このデッサンじゃあ、高校ならともかく、美大には受からないぞー^^;ユカリと一緒に勉強し直さなくっちゃ。もしかしたら、忙しいからって描いてないボクに、神さまがきっかけをくれたのかも。