英単語いくつ書けますか?
前倒しで施行される2020年度からの新指導要領には英単語の目安が載っています。
小学校600~700語,中学校1600~1800語,高校では1800~2500語,合わせて4000~5000語です。2010年までは2200語でしたからざっと倍になっています。楽しく話したり歌ったりするだけで英語の力がつくわけではありません。英語は学習が必要な主要教科なのです。

アイシークでは小学生のときからから会話や作文などの表現力に加え,単語や読解に力をいれています。小6からは単語テストを少しずつ始め,単語の覚え方も指導します。みんなでやることによって,中学2年時には誰もが週に40~60語の単語を覚えてテストすることをすっかり習慣化できています。ここ2年間,中2の2月に挑戦している英検3級(中学終了程度)の合格率は実に96.4パーセント!まさに英語のアイシークです。卒業生の中には英語が好きになってそれを生かした職業を目指している子がたくさんいます。
知識はたからもの
小中学校の間にしておきたいことは英単語だけではありません。アイシークにずっと通っている子はみな素数を47まで暗唱できます。ヨーロッパやアジアの国名を地図上で言えます。野花の名前や葉の葉脈の種類をたくさん覚えています。覚えることはとても大切です。
考える力,コミュニケーション力,国際化…指導要領や新しい教育法には耳当たりの良いことばがたくさん並んでいますが,知識のない人は考えることができません。検索してコピペできるのは情報であって知識ではありません。自分の脳にある知識だけが思考の基礎となります。知識がなければコミュニケーションも成り立ちません。日本の伝統芸能や技術,産業,そして歴史を知らない日本人が果たして国際人として通用するでしょうか。
私たちの経験では「覚える力」は10才くらいがピークです。小中学生は誰でもスポンジのように知識を吸収できる力があります。スマホでゲームをしている場合ではありません。英単語を含めて大学入試のために覚えたことは使わなければどんどん忘れてしまいますが,小中学生のときに暗記したことは一生ものです。テストでも仕事でもプライベートでも思考を助け,人とつながる力となります。
知識をできるだけ蓄えましょう。小中学生のとき海馬に刻まれた知識は一生のたからものです。暗記はひとりではとても辛い作業です。知識を蓄える学習はで目標を決めてみんなでするものです。アイシークでは知識を育む学習はみんなで,演習は力に合せて個別に指導しています。
学習塾アイシークのコンセプト
アイシークには誰もが急に勉強ができるようになる魔法の教材はありません。子どもたちにはみな個性があって100人いれば100通りです。だから「誰でもできるようになる指導法」を開発しようとは思いません。その代わり、個々の子どもたちと向き合い、それぞれが持っている無限の可能性を引き出して、未来を拓いていく、…その熱情と経験があります。
だから、子どもたちといっしょに勉強し、いっしょに悩み、いっしょに乗り越えてゆくことがアイシークの指導法です。
そして個人とともにクラスも大事にします。勉強には楽しいことばかりでなく、辛い訓練や厳しい試練もあります。それは個別指導だけではとても乗り越えられるものではありません。そんなとき励ましあう仲間、助け合う心が必要です。優れた集団だけが「不可能を可能にしていく力」を持っているからです。
学習塾アイシーク塾長 今村修一